~歩いて・聴いて・感じて 地域の宝に出会う~第1回 福の住む里ふれあい調査
- fukusumimurapro
- 2025年11月18日
- 読了時間: 3分

天理市高原地域福住校区。
この地域に息づく“宝もの”を、歩いて・聴いて・感じてみる。
農・食・暮らし・言い伝え・伝説・おすすめの場所…などを「聴き書き」する「福の住む里ふれあい調査」の第一回目を10月25日に開催しました。
この調査は、校区の大字(だいじ)13地区を全3回のワークショップで巡ります。
大字とは、小集落につけられた名前です。
今回は、南田(みのだ)、別所、中山田の3大字へ。


講師に各地で里地調査を行なっている藤田卓さん(公益財団法人 日本自然保護協会 自然のちから推進部)を迎え、調査のポイントをお話しいただいてから3チームに分かれて、調査地区へ向かいました。

あらかじめ各地区で、古くからお住まいの方にご協力をお願いし、約1時間半ほどお話を伺いました。
藤田さんから調査のポイントとして、その方の五感で記憶していること、例えば思い出の味や、子どもの頃のあそび、見たものや触れたことなどの感覚から聴き出してみるとお話しがあり、心に置いて、調査をスタートしました。



地区のお寺や神社にまつわる話や、石仏やその由来、むかしばなしとして語り続けられるスポットなど歴史ある地域ならではの興味深い話がいくつも出てきました。また、祭事や暮らしを語り部の思い出と共にお話ししてくださり、その方の子ども時代の生き生きとした様子を想像しながら楽しく聴かせていただきました。
特におもしろかったのは、2地区で話されていた「ゲンジ」。
『夏の子どもと「ゲンジ」』と聞いて、何のことか思い浮かびますか?
ゲンジとはクワガタムシの総称だそうです。
「ゲンジ捕りにいこうや」「ゲンジやんか」(カブトムシがお目当て)など、
60〜70年ほど前の夏休みに、元気な声で聞こえてきただろう「ゲンジ」。
チーム発表でも盛り上がりました。


参加者は11名、地元住民や移住者、校区小中学生、大学生、地域勤務者や関係者など。
10歳から50代まで多世代が集い、地域の“たから”に出会った一日となりました。
開催日 2025年10月25日 9:00〜12:00
場所 旧福住中学校 美術室
主催 天理市(人生100年時代づくり・地域創生ソフト事業)
今後の予定 11月22日、12月13日
お問い合わせ 福の住む里協議会事務局(岡本)、天理市総合政策課
講師 藤田卓(ふじたたく)さん
公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部チームリーダー
理学博士・技術士(環境)全国の里山生態系調査、絶滅危惧種保全、モニタリングサイト100里地調査の担当者としてご活躍
公益財団法人 日本自然保護協会
日本の自然と生物多様性を守るために、
1951年に創立した自然保護NGO。「暮らしを支える自然の豊かさを守り、その価値を広め、自然とともにある社会を実現する」をミッションに全国各地で活動されています。
平成20年から8年かけてふれあい調査を実施した宮崎県宮崎市綾町の「ふれあいマップ」
には、受けつながれてきた地域の豊かさや生活知、思いがみられます。
(一般社団法人てるはるの森WEBサイト)






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