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自分たちの手で、お米を育てる喜びを。「有機栽培米技術 半期スクール」収穫祭(2025/10/19)



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2025年4月、米づくりを実践的に学ぶスクールが開校し、半期に渡り12プログラムを実施しました。山田町で有機栽培で米作りに取り組まれている樫本哲さんを講師に、樫本さんが管理されている圃場を主な学びの場として、10組が受講しました。


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種まきから収穫までのすべての工程を体験し、収穫を終えた10月、旧福住中学校で収穫祭が行われました。


動画で半期をふりかえりました。
動画で半期をふりかえりました。

スクールの様子はこちらから見られます。

↓↓↓

みんなとふるさとInstagram



樫本さんから受講生お一人ずつに修了証と収穫したお米が手渡されました。

受けとる喜びと、それを分かち合う喜びで温かな時間でした。


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講座をサポートしてきた山下さんもかけつけてくださいました。
講座をサポートしてきた山下さんもかけつけてくださいました。


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「あなたは一年を通して、田んぼに立ち、土に触れ、苗を育て、草をとり

実りのよろこびを分かち合いました。自然の力、人のつながり、そして

お米のいのちの循環を学ばれたことをたたえ、ここにその修了を証します。


瑞穂の国 日本で、太陽と土と水、風の調べを稲作を豊かに取り組むことで次世代に繋げることを期待します。


令和7年10月19日

天理市オーガニックビレッジ

有機栽培米半期スクール運営一同」



さぁ、お味見です。

羽釜を囲み炊き上がりを見守ります。

蓋をあけた瞬間の歓喜の声に、お米も誇らしげに見えました。


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「自分の田んぼがほしくなる!」

受講されたみなさんが口々に「自分の田んぼがほしくなる」と話されていて、実際に自宅近くの耕作放棄地で米づくりを始められた方もいらっしゃいました。また、みなさんの談笑する姿から、このお米のスクールが米を作るだけでなく、コミュニティづくりにもなり、今後もつながりが続いていくことも感じられました。

かつて米づくりなどの暮らしのなかで育まれていたであろう日本の「結の文化」を思いました。



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「この人がいなければ…」と樫本さんが話すお隣にいるのは、福住町の小野原さん。

樫本さんは小野原さんと顔見知りではありましたが、とあることをきっかけにお手伝いをお願いすることになり、その後も相談にのっていただきました。特に「育苗」に関しては高原地域で初の試みとなるポット苗を育てる際に大変お世話になり、「心強い大先輩」だそうです。


樫本さんは今回のスクール開校にあたり、教える側としてもう一度勉強し直したといいます。米づくりに積極的な「興味・好奇心・やる気」をもたれている受講者さんたちに

「話すことはあまり得意ではないので、みなさんにどう話すと伝わるんかなって考えました。これまで自分が培ってきたことへの理解が深められましたし、ありがたかったです」と話します。


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同じ田んぼ、同じ釜。

炊き上がったごはんと、持ち寄りの「ごはんのおとも」で試食会が始まりました。

おすすめや自家製のお漬物に削りたてのかつお節も!


米づくりなどの里山の暮らしには「結」が思い起こされる場面がたくさんあるように思います。

結とは、小さな集落ごとに稲作や家づくりなどを住民間で協同労働し、相互共助しきた慣行です。結という呼び名は残っておらずとも、消防団や「道づくり」という環境整備で地域住民が顔を合わせる協同作業が、この高原地域には現在も続いています。


稲と共にコミュニティ(結)が育まれる。

人のつながり合いが生まれる田んぼが増えていくことで、共助社会も育んでゆけたらと思います。


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実施内容(2025年4月〜10月)

「有機栽培米技術 半期スクール 」第1期生

対象者:福住校区に関わる方、天理市在住の方、大和高原在住の方

参加費用:1世帯2万円(2人まで)

収穫物:参加回数によりお米を分配

募集人数:10世帯

主催:天理市

企画・運営:一般社団法人みんなとふるさと


プログラム概要

半年間で学べる有機栽培米の技術紹介

(土壌管理、収穫管理など)


問合せ

天理市環境経済部農林課農林係





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お問い合わせ

天理市役所 総合政策課

奈良県天理市川原城町 605番地

TEL:0743-63-1001

開庁時間:8:30〜5:15

(土・日・祝日、年末年始は除く)

旧福住中学校

奈良県天理市福住町2105

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