2024年7月13日(土)9:00~11:00旧福住中学校で
福住校区の冷涼な高原地域で育つ美味しくて新鮮な農作物と、特有の歴史・文化・地域のことを発信し、里山と町の循環や、人との「出会い」「交流」を生み出すことを目指した朝市が始まりました。
※朝市の名前は校区内で募集され、当日の投票で「ふくふく市」に決まりました。
区内で野菜や菓子などを作られている8組の方の出店があり、第1回目のふくふく市を盛り上げてくれました。
出店者さんにお話を伺いました。
兄妹で出店してくれていた千葉さんは、初開催の朝市を応援したいという気持ちで参加したと話してくれました。
畑は、おもにお母様がされているそうで、お兄さんは機械関係やお母様のサポートを、妹さんは販売関係をサポートしているそうです。ご自宅前やいろいろな市でも販売されています。
この日はサラダで食べられる白菜が人気でした。これからとうもろこしが旬になるそうです。
息子さんのつくったお野菜をメインに出店していた菊池さん。
長男のかいとくんは、毎朝畑を見にいっているそうです。この日は朝5時から収穫した採れたての野菜を販売していました。
原木椎茸をメインに栽培されていますが、この日は収穫量が少なく、バラ売りでの販売でした。必要なものを必要な分だけ購入することで、フードロスにつながると語ります。
広告などの不要な紙を折ってつくった買い物カゴに必要なものを入れてレジにいくと今年小学1年生のかいとくんが売れたものをチェックして計算してくれました。同じ福住小中学校のお姉ちゃんたちが集まって、計算するかいとくんを手伝います。それを見守る周囲の大人たちの温かいまなざし。かいと君は畑が好きなのだそうです。お野菜がとても好きで、おやつのきゅうりは、なんぼでも食べてしまうとお母さんが話してくれました。
奥森さん
奥森さんは、山田地域で繋がれてきた青豆大豆を栽培しています。
きなこにすると緑がかった色になります。この地域では「くるみもち」というと青大豆のきな粉餡でくるんだお餅のことを指すのだそうです。
4棟のハウスでは、ほうれん草と夏野菜を作っています。亡くなったおじいさまが作っていた畑で春撒きの白菜に今年は挑戦しました。
浦久保さんは
有機堆肥で野菜を育てています。ズッキーニは、一般的なものよりも大分大きなサイズですが、通常このぐらいの大きさになるのだそうです。人参は「三寸にんじん」という種類で、このサイズでできます。皮をむかないでそのまま使えます。
今期は、福住村プロジェクトの堆肥を使用。水はけがよくなったと話してくれました。
来場した並河市長からは
「こうやって地元主導で盛り上げていただくことで、オーガニックビレッジと噛み合って全体にひろがっていけたらと思っております。内在していたものが自発的に出てきた朝市の活動はとてもありがたい活動です。」とメッセージをいただきました。
会場では、談笑する姿が様々に見られました。
次回は8月10日(土)9:00〜11:00
毎月第二土曜日に開催します!
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